掛商売の基本

Posted on 7月 1st, 2009 by kakepyon in 税務調査と掛商売, 掛商売とは

中小零細企業というところでは、なかなか毎月毎月の在庫の棚卸しや、売掛、買掛の管理をしっかりと行っている企業が案外少ないようです。その企業側の言い訳として、『まだまだ小さい企業ですので毎月の在庫の棚卸まで手が回らないのですよ。』とか、『うちの経理はしっかりしていないから・・・』とかそういった社長さんの言葉をよく耳にします。

ですが掛商売に限らず商売の基本というものは、物を買い、代金を支払い、儲けをのせてそれを売り、代金を貰い初めて完結ですよね。

そして物を買っても代金を支払うまでは『買掛』となるわけですが、代金を支払ってもそれが売れるまでは『在庫』扱いとなりますよね。更に、それらが売れても代金が回収されるまでは、お金が『売掛』となるので、このようにどんどん姿を変えていくのですね。いくら儲けをのせて売ったとしても、代金を貰っていなければお金は入ってきませんよね・・・。

更に現金の代わりに、手形や小切手、またはファクタリングなどの『信用取引』が介在してしまうと、ますます複雑になってきますよね。ります。そこで、素人では難しくなってしまうので、経理の専門家などに頼らなくてはいけないということが起こるのですね。
税務調査の際にも、それらのような掛商売をしているところが、きちんとされているのかどうかを調査されるわけですが、そういった掛商売の税務調査の対策としてもプロの手を借りる場合があります。専門の税理士さんなどですね。結局自分ひとりですべてをこなすとなると、相当な能力を必要とされるわけですね。

ですが、商売の基本というのはいつの時代も決して全く変わらないのが事実です。物を買い、その代金を支払う際に、それが間違いないかどうかを確認する作業というのが買掛の管理ですよね。
更にそのものが売れるまでは在庫として残っているわけですから、売れ残りがどのくらい在るのかを確認し、把握しておく作業が在庫の管理。
そして売れたお金がしっかりと回収できているのかどうかを確認する作業が、売掛の管理。

ですから掛商売や在庫の管理というのは『経理の仕事』と言うよりも、『商売の基幹業務』と思わなくてはいけませんよね。そういったことを言い訳にしている社長さんは、ちゃんと覚えておきましょう。

そして税務調査にもしっかりと対応できるようにしておきましょうね。

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